日本の自治体支援で派遣のタイ人ボランティア 本格業務開始

東京, 02月02 /AJMEDIA/

海外からの観光客の誘致に取り組む日本の自治体を支援しようと、タイ政府が山梨県内に派遣しているタイ人のボランティアが観光施設の見学やSNSを活用した情報発信など本格的に業務を始めています。

タイ外務省は、日本のJICA=国際協力機構が実施する「海外協力隊」をモデルに創設した国際協力の枠組みを活用し、去年12月から外国人観光客の誘致に取り組む山梨県北杜市に長期ボランティアの派遣を始めています。

1日は、ボランティアのアンチャリーポン・パリサウォンさん(30)がキャンプ場や飲食店を備えた市内の観光施設を訪れ、バウムクーヘン作りを体験しました。

タイでは、実際にバウムクーヘン作りが体験できる施設は珍しく、タイ人観光客にとって魅力的だということで、「より積極的に情報発信していくことが必要だ」などとアドバイスしていました。

このあと市役所に戻ったアンチャリーポンさんは、タブレット端末などを駆使して施設の魅力を紹介する30秒ほどの動画を作成し、市が新たにタイ人を対象に開設したインスタグラムに投稿していました。

アンチャリーポンさんは、「北杜市は、英語はもちろんタイ語での情報発信がまだ少ないので、これから頑張って取り組んでいきたいです」と話していました。

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