日中フェリー「鑑真号」就航 3代目、上海と阪神つなぎ39年

東京, 6月9日 /AJMEDIA/

中国・上海市と大阪・神戸を結ぶ定期フェリーとして新たに造船された「鑑真号」が8日、就航し、大阪に向けて上海を出港した。1985年運航開始の初代「鑑真号」、94年に投入された「新鑑真号」に続く3代目となる。

 初代の鑑真号は80年代に日中間の人的往来や物流の需要が高まったことを受け、創業。唐の時代に仏教を広めるため苦難の末に来日した僧侶、鑑真から命名された。2代目に引き継がれ、39年にわたり日中の人的往来に貢献してきた。

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