“新経済対策にリスキリング支援強化につながる方策を”厚労相

東京, 10月13日, /AJMEDIA/

武見厚生労働大臣は、さいたま市にある職業訓練施設を視察し、政府の新たな経済対策にリスキリング=学び直しの支援強化につながる方策を盛り込みたいという考えを示しました。

武見厚生労働大臣は12日午後、さいたま市にある「ポリテクセンター埼玉」を訪れ、設計や溶接などの技術が学べる訓練コースを視察し、受講者やかつて受講した人などと意見交換しました。

この中で、契約社員として働いていた女性は、訓練コースで設計の技術を新たに学び直し、40代半ばで半導体関連の部品メーカーに正社員として再就職することができたと話していました。

このあと武見大臣は記者団に対し「労働者もよりよい職場環境の中で仕事ができ、事業主にとっても企業の活力がさらに増進をしていく。これを政策的に徹底的に支援したい」と述べました。

そのうえで、「岸田総理大臣は、在職中の非正規雇用労働者に対するリスキリング支援を特に強調していて、総合経済対策の1つに入ってくるものだと思う」と述べ、政府が今月末をめどにまとめる経済対策にリスキリングの支援強化につながる方策を盛り込みたいという考えを示しました。

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