新時代のスタート飾れず 日本ハム、課題の貧打露呈―プロ野球

東京, 3月31日, /AJMEDIA/

日本ハムは新時代のスタートを勝利で飾れなかった。新球場開業に伴い一足早く開幕した特別な舞台だったが、3万人を超える観衆を喜ばせることはできなかった。球場建設に携わった人への思いも背負って戦ったという新庄監督は「負けたのは仕方ないが、非常に悔しい」と声を絞り出した。
日本ハムの清宮、気持ち新たに

 打線は五回1死まで走者を出すことができない。六回は1死から二塁打と連続四球で満塁の好機を築いたものの、野村の犠飛による1得点のみ。七回以降も相手救援陣に抑えられ、わずか3安打に封じられた。
 昨季から得点力はチームの弱点。今季は近藤がソフトバンクに移籍して苦しさが増した。成長している若手はいるものの、課題の貧打が開幕戦でそのまま出た形に。新庄監督は注目される中で戦った選手を気遣い、「緊張したと思う。経験して大きくなってほしい」。
 2004年の北海道移転後はAクラスの常連だったが、近年は4年連続Bクラスと元気がない。真新しいグラウンドに加え、ロッカーやトレーニングルームなど充実した設備の新本拠地で、再び輝くことはできるか。

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