東京, 7月31日 /AJMEDIA/
南米ベネズエラでは、市民数千人が30日も、大統領選でマドゥロ大統領が勝利したとする当局発表に抗議し、野党への支持を表明する街頭活動を続けた。人権団体フォロ・ペナルが同日明らかにしたところでは、前日の治安部隊との衝突で市民11人が死亡した。
フォロ・ペナルの代表は首都カラカスで記者団に、「わずか1日で11人の死者が出た」と語った。うちカラカスでの死者は5人という。拘束者も177人に上った。
治安部隊は29日、街頭で「自由を」「政府は倒れる」などと叫ぶ市民に対し、催涙弾を浴びせたり、ゴム弾を発射したりした。