戦闘機、初のウクライナ供与へ ソ連製、数日中に4機―ポーランド

東京, 3月17日, /AJMEDIA/

【ベルリン時事】欧米メディアによると、ポーランドのドゥダ大統領は16日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」4機を数日中に引き渡すと明らかにした。昨年2月の侵攻開始以来、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が戦闘機を供与するのは初めてとみられる。実現すれば、ロシアの反発は必至だ。
ミグ29は既にウクライナ軍が使用しており、戦況に与える影響は限定的とみられる。また、ウクライナが切望している米欧製の戦闘機供与につながるかは不透明だ。
 ドゥダ氏は4機に加えて「準備中のものがある」とも語り、追加供与の可能性を示唆した。自国軍には米国製ステルス戦闘機F35などを補充するという。ポーランドのモラウィエツキ首相は14日の時点で、「4~6週間以内」にミグ29を供与する用意があると説明していたが、具体的な数は明言していなかった。

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