戦術核配備への非難に「当惑」 NATO枠組みと同じ―ロシア外務省

東京, 3月29日, /AJMEDIA/

ロシア外務省のザハロワ情報局長は27日、声明を出し、ロシアによる戦術核兵器のベラルーシ配備計画を西側諸国が非難していることについて「当惑せざるを得ない」と述べた。配備計画は、米国と同盟国が核兵器を共同運用する「核共有」と同じ概念で、批判は当たらないと主張した。
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 ザハロワ氏は、米国が核共有の枠組みの下、北大西洋条約機構(NATO)加盟国である「ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、トルコ」に自国管理の核兵器を配備していると指摘。ロシアも戦術核をベラルーシに譲渡するわけではないため、核拡散防止条約(NPT)に違反しないとの立場を示唆した。

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