東京, 3月13日, /AJMEDIA/
【ソウル時事】韓国大統領府は１２日、尹錫悦大統領が７日の閣議で、元徴用工問題の解決策について「大統領選の公約を実践したものだ」と強調していたと明らかにした。韓国政府はその前日の６日に、既存の財団が被告の日本企業の賠償を肩代わりする解決策を発表していた。
発言はこれまで未公表だった。１６日の大統領訪日を前に、対日関係改善の意義をアピールし、批判が多い解決策に対し国民の理解を得る狙いがあるとみられる。
尹氏は閣議で「元徴用工問題を早期に解決し、韓日の経済・安全保障・文化の交流を活性化させることが切実（な課題）だと（就任）初期からはっきり示してきた」と述べたという。
