張本、汚名返上の白星 加入1年目で歓喜―卓球Tリーグ

東京, 3月24日, /AJMEDIA/

第5試合で勝利を決めると、張本はラケットを放り投げ、ユニホームを脱ぎ捨てた。琉球に加入して1年目の今季を白星で締めくくり、「王座奪還で終わることができて、うれしい」。歓喜の輪の中心で喜びをかみしめた。
エースとして臨みながら、第3試合で19歳の篠塚に完敗した。「一番大きな舞台でとんでもないことをしてしまい、自分が大嫌いになった」。チームは窮地に追い込まれた。
 だが、吉村真が世界ランク5位のカルデラノを破ってバトンを張本に託すと、「(吉村)真晴さんが全力で立ち向かう姿を見て勇気をもらった」。力強いフォアを重ね、今度は期待に応えてみせた。
 Tリーグ創設から5年目のシーズン。これまでタイトルを分け合ってきた両チームによる熱戦で会場は沸いた。「次は完全勝利を目指して頑張りたい。必ず連覇します」。新たに2チームが増える来季をにらみ、張本が高らかに宣言した。

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