島しょ国と定期対話へ 処理水の懸念払拭で―IAEA

東京, 7月12日, /AJMEDIA/

【シドニー時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は11日、地域機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」議長国のクック諸島を訪れた。ブラウン首相らとの会談で、東京電力福島第1原発の処理水放出に対する懸念を払拭するため、継続的な監視結果に基づいて島しょ国と定期的に対話していく方針を伝えた。
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 島しょ国側には、過去の米英仏による核実験の経験から処理水放出への懸念が根強い。ブラウン氏は席上、「海洋の恵みと美しさをわれわれの子孫が永続的に享受できるようにする決意だ。国際的な協議と国際法、独立的かつ検証可能な科学的評価を重視していく」と強調した。

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