東京, 11月17日, /AJMEDIA/
APEC首脳会議の歓迎行事がアメリカで始まり、岸田総理大臣も各国首脳らとともに出席しました。岸田総理大臣は、17日にも中国の習近平国家主席と首脳会談を行う方向で、具体的な実施時間など詰めの調整を続けています。
サンフランシスコで行われるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、日本時間の16日午前、歓迎レセプションが開かれ、岸田総理大臣も各国首脳らとともに出席し、議長のバイデン大統領の歓迎スピーチに耳を傾けました。
APEC首脳会議の討議は日本時間の17日行われ、岸田総理大臣は、脱炭素社会への転換や公正で透明性のある貿易投資の重要性などを訴えることにしています。
一方、岸田総理大臣は、17日にも中国の習近平国家主席と首脳会談を行う方向で、具体的な実施時間など詰めの調整を続けています。
両首脳の会談はおよそ1年ぶりで、中国による日本産水産物の輸入停止措置や沖縄県の尖閣諸島をめぐる問題、それに相次ぐ日本人の拘束事案など、両国間の懸案に関する日本の主張を伝える方針で、具体的な進展が得られるかが焦点です。
一方、岸田総理大臣としては、共通の課題では協力し未来志向で意思疎通を継続していくことも確認し、建設的で安定的な日中関係を構築していきたい考えです。