東京, 10月18日, /AJMEDIA/
イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、岸田総理大臣は17日夜、ガザ地区と境界を接するエジプトのシシ大統領と電話で会談し、ガザ地区にいる日本人の退避に協力を求めるとともに事態の沈静化に向けて連携していくことを確認しました。
この中で、岸田総理大臣はイスラエル・パレスチナ情勢について、深刻な懸念を持って注視しているとした上で、ガザ地区にいる日本人のエジプト側への退避に協力を求めました。
これに対し、シシ大統領は「日本人の安全な退避に向けて協力する」と応じました。
そして両首脳は引き続き連携してガザ地区の人道状況の改善や退避、それに事態の沈静化に向けて連携していくことを確認しました。
またこれに先だち、岸田総理大臣はEU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長とも電話で会談し、ガザ地区の人道支援や、日本やEU内の国民の安全確保に連携していくことで一致しました。
このほか、イスラエル・パレスチナ情勢を含む国際社会の課題に、日本やEU、G7=主要7か国の首脳が緊密に連携し国際社会として一致した行動を取る必要性を確認しました。