岸田首相訪問中も緊迫 攻撃で8人死亡、各地に警報―ウクライナ

東京, 3月23日, /AJMEDIA/

【イスタンブール時事】ウクライナでは岸田文雄首相が首都キーウ(キエフ)に滞在していた21日やその直後も各地で空襲警報が鳴り響き、首都周辺に位置するキーウ州などでは死傷者も出た。情勢は引き続き緊迫している。
ウクライナ当局によると、21日夜から22日未明にかけてのロシア軍のドローン攻撃でキーウ州ルジシチフの宿泊施設などが被害を受け、少なくとも7人が死亡、約20人が負傷した。南部ザポロジエでは22日、集合住宅が被弾し、少なくとも1人が死亡、32人が負傷した。
 現地メディアによれば、このほか、北部チェルニヒウ州、キーウ西方のジトミル州などで空襲警報が鳴った。西部フメリニツキーでは爆発音が聞かれた。
 一方、21日に岸田氏と会談したゼレンスキー大統領は22日、ロシア部隊との激戦が続く東部バフムト付近の前線地帯を訪問し、兵士らを激励した。ウクライナ大統領府が明らかにした。

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