岸田首相「脱マスク」へ率先垂範 着用続ける議員も

東京, 3月14日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は13日朝、就任後初めてマスクをしないで首相官邸に入った。新型コロナウイルス対策のマスク着用が、同日から個人の判断となったことを受け、自ら「脱マスク」を実践した形だ。
首相は記者団に「私自身、マスクを外す場面が増えると考えている」と強調。高齢者施設の訪問時などマスク着用を推奨する事例に言及しつつ、「政府として国民が戸惑わない形でしっかり発信していくことが重要だ」と述べた。
 この後に開かれた参院予算委員会の集中審議に、首相や閣僚はマスクを外して出席。答弁台などに設置されていた飛沫(ひまつ)防止用のアクリル板も撤去された。ただ、委員会室ではマスクを着けたままの議員や官僚の姿も目立った。

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