岸田首相「平時の活動取り戻す」 枝野氏、福島で原発批判【21衆院選】

東京, 10月20日, /AJMEDIA/

衆院選公示から一夜明けた20日午前、与野党党首は全国で支持を訴えた。

 岸田文雄首相(自民党総裁)は兵庫県尼崎市で街頭演説し、新型コロナウイルスのワクチン接種や経口治療薬普及に取り組むことで、「一日も早く平時に近い社会経済活動を取り戻す」と強調。持論である「成長と分配の好循環」を実現する考えも示した。午後は地元の広島市で、公明党の現職閣僚への支援を呼び掛ける。

 立憲民主党の枝野幸男代表は福島県伊達市を訪問した。東京電力福島第1原発事故に触れ、「政府は大変な事故がなかったかのように原発を動かす、造る(と言っている)。本当にいいのか」と批判。処理水の海洋放出についても「ろくに説明もしない。結論だけ押し付けるやり方を絶対に許せない」と声を張り上げた。

 公明党の山口那津男代表は広島県、共産党の志位和夫委員長は神奈川県、国民民主党の玉木雄一郎代表は静岡県で、それぞれ遊説する。

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