岸田首相「参入・退出障壁低く」 産業構造転換で―新資本主義会議

東京, 3月30日, /AJMEDIA/

政府は29日、首相官邸で「新しい資本主義実現会議」(議長・岸田文雄首相)を開き、6月に行う「新しい資本主義」実行計画の初改定に向け議論した。岸田首相は会議で、産業の構造転換を促すため、「(企業の)新たな参入と再チャレンジの際の退出の障壁を低くする」と表明した。
ジョブ型雇用、学び直し促進 構造的賃上げへ議論―新資本主義会議

 企業が事業撤退などで市場から退出しようとしても、保有する設備の転用や売却が困難であったり、顧客への供給責任があったりして、不採算事業の継続を余儀なくされるケースもある。首相は経営者が退出を決断した場合の支援について、「M&A(合併・買収)を含め多面的検討を行う」と述べた。

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