東京, 10月7日, /AJMEDIA/
参院は7日午前の本会議で、岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党代表質問を行った。首相は高騰が見込まれるガス料金への対応に関し「比較的調達価格の安定性が高いなど諸般の事情を総合的に勘案し、今後の家計・企業の負担の状況を見ながら対応していく」と語った。公明党の山口那津男代表への答弁。
電気料金については「まずは全ての家計・企業が直面する電力高騰対策に全力を挙げる」と強調。相次ぐ食料品の値上げに対しても価格動向を注視しながら対応すると説明した。
原子力政策をめぐっては「エネルギー安定供給の確保のために正面から取り組む」と表明。既存原発の運転期間延長など、現行制度の見直しについて、年末までに結論を出す考えを示した。再生可能エネルギーに関する規制緩和を検討する方針も強調した。日本維新の会の浅田均氏への答弁。