東京, 1月17日, /AJMEDIA/
日本郵便は16日、南太平洋のトンガ諸島付近で起きた海底火山噴火のため一時発令された津波警報などにより、岩手、宮城両県の一部郵便局で窓口業務を休止したと発表した。交通規制などに伴い、太平洋沿岸部を中心に郵便物や荷物の配送も一部に遅れが生じた。
窓口業務を休止したのは岩手県の宮古郵便局、大船渡郵便局など5局と、宮城県の塩釜郵便局、気仙沼郵便局の2局。計7局のうち、塩釜はその後、再開した。いずれも日曜日も窓口業務を行う郵便局だった。
また、ヤマト運輸によると、岩手県沿岸地域への避難指示などのため集配活動が停止となり、同県大船渡市や釜石市など一部で荷物の配送に遅延が発生。佐川急便では同県の一部地域のほか、鹿児島県奄美市などでも影響が出た。