尖閣周辺への侵入停止を 政府、中国当局と海洋協議

東京, 4月11日, /AJMEDIA/

日中両政府は10日、外務、防衛、海上保安などの当局者による「日中高級事務レベル海洋協議」を東京都内で開催した。日本側は中国による東・南シナ海への海洋進出に深刻な懸念を伝え、中国海警局船による沖縄県・尖閣諸島沖の領海侵入を直ちにやめるよう要求。「台湾海峡の平和と安定の重要性」も訴えた。
海洋協議の対面開催は2019年5月以来。今月2日の日中外相会談で近く実施すると確認していた。協議冒頭、船越健裕外務省アジア大洋州局長は「率直かつ真剣に議論したい」と強調。洪亮中国外務省国境・海洋事務局長は「このプロセスを通じ、海洋分野における違いを適切に管理し、協力できる点を模索したい」と語った。

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