小林陵、2度目の総合優勝 日本勢初、完全Vはならず―ジャンプ週間

東京, 1月7日, /AJMEDIA/

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第13戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は5位に入り、3季ぶり2度目のジャンプ週間総合優勝を果たした。2度目の総合優勝は日本勢で初めて。
 2018~19年シーズンのジャンプ週間で、史上3人目の完全優勝(4戦全勝)を達成した小林陵は、史上初となる2度目の完全優勝はならなかった。3連勝で臨んだ最終戦は2回とも133.5メートルで合計277.8点だった。W杯の連勝は4で止まった。ダニエル・フーバー(オーストリア)がW杯初勝利を挙げた。
 佐藤幸椰は今季自己最高の4位、小林潤志郎は14位。佐藤慧一(以上雪印メグミルク)は2回目に進めず45位だった。
 伊東大貴(雪印メグミルク)と中村直幹(フライングラボラトリー)は予選落ちした。 
 ◇小林陵侑の略歴
 小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)盛岡中央高出。土屋ホーム。小学1年でジャンプを始め、高校までは複合でも大会に出場。2018年平昌五輪はノーマルヒル7位、ラージヒル10位。18~19年シーズンのジャンプ週間で日本選手2人目の総合優勝。同シーズンのW杯では日本男子初の総合優勝。W杯は同歴代最多の通算25勝。174センチ。25歳。岩手県出身。

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