東京, 6月28日, /AJMEDIA/
コロナ禍が続くなか、大津市の寺が疫病退散の願いを込めて参道に1500個の風鈴をつり下げ、参拝者たちが涼しげな音色を楽しんでいます。
大津市の西教寺は、疫病退散を願うとともに暑気払いをしようと、去年から本堂の前の参道に木枠を組んでガラス製の風鈴をつり下げています。
ことしは去年の2倍ほどの1500個の風鈴をつり下げたということで、訪れた人たちは風鈴に囲まれた参道を行ったり来たりしながら、音色を聞いたり写真を撮ったりして楽しんでいました。
風鈴は、寺の僧侶たちが一つ一つ塗料で塗ったということで、8月には夜間拝観でライトアップも予定されているということです。
京都府から訪れた50代の女性は「きょうもとても暑いですが、風鈴が風に揺られ一斉に鳴るのはとても涼しげで、癒やされました」と話していました。
西教寺の前阪良樹主事は「コロナ禍で暗くなりがちですが、音色などを楽しんでいただき、少しでも明るい気持ちになってもらいたいです」と話していました。
西教寺の風鈴は9月19日まで楽しむことができるということです。