宝塚音楽学校で合格発表 40人がタカラジェンヌへ第一歩

東京, 3月30日, /AJMEDIA/

兵庫県の宝塚音楽学校で合格発表が行われ、倍率15倍を超える狭き門を突破した40人がタカラジェンヌへの第一歩を踏み出しました。
宝塚音楽学校の合格発表は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、受験番号を校内に掲示する方法を中止し、3年前からホームページでの発表となっています。

29日は午前10時の合格発表を前に、学校の近くで発表を待つ受験生の姿も見られ、スマートフォンで合格を確認すると、保護者と喜びを分かち合っていました。

このうち、兵庫県伊丹市の橋本瑚舞さん(15)は「これまで頑張ってきてよかったです。近くで支えてくれた母にいちばん感謝しています。ダイナミックに踊れて歌える男役になりたいです」と声を震わせながら話していました。

また、滋賀県から受験した井上侑香さん(15)は「小学3年生から地元の歌劇団に入り、バレエやダンスを習ってきて、ずっと宝塚に入りたかったので合格できてうれしいです。夢を与えられる娘役のタカラジェンヌになりたいです」と喜びいっぱいに話していました。

学校によりますと、ことしは全国から612人が受験し、合格したのは40人で、倍率は15.3倍でした。

入学式は来月15日に行われる予定で、新入生は2年間、声楽やバレエなどのレッスンを受けて、タカラジェンヌを目指します。

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