東京, 2月25日, /AJMEDIA/
大相撲春場所の新番付で新入幕を遂げた安青錦が25日、大阪府松原市内で記者会見した。初土俵から所要9場所。年6場所制となった1958年以降では最速タイ(幕下付け出しを除く)のスピード出世に「これから、という気持ち」と心境を語った。
前まわしを引いての速攻が持ち味。元関脇安美錦が師匠の安治川部屋からは初めての新入幕力士に「やることをやった結果」と親方。安青錦は「2桁以上が目標。三賞を取りたい」と意気込んだ。
ウクライナ出身では獅司に続いて2人目の幕内力士が誕生。母国は3年にわたってロシアから侵攻を受けている。「強い姿を見せたい」と述べ、故郷を勇気づける活躍を誓った。