東京, 3 月1 日, /AJMEDIA/
JAXA＝宇宙航空研究開発機構が実施した選抜試験で、宇宙飛行士の候補に選ばれた米田あゆさんは、兵庫県西宮市の中学と高校に通っていました。担任をしていた教諭らは「彼女らしく『チャレンジ』していて応援したい」などと喜びを語りました。
宇宙飛行士の候補に選ばれた2人のうち、日本赤十字社医療センターの医師の米田あゆさん（28）は、中学と高校時代の6年間、西宮市の神戸女学院に通いました。
高3のときの担任「医師なので宇宙と聞いて驚いた」
母校では28日に会見を開き、高校3年生のときの担任だった稲垣祐子教諭は「医師の道を歩んでいたので宇宙と聞いて驚きましたが、彼女らしくチャレンジしていると思いました。活躍を影ながら応援したいです」と話しました。
部長「いつか後輩たちに経験を話してほしい」
校長にあたる森谷典史部長は「きょうの卒業式のリハーサルで生徒たちに卒業生だと知らせるとみんなとても喜んでいました。いつか後輩たちに経験を話しに来てくれることを待っています」と話していました。
会見によりますと、米田さんはいつも笑顔で礼儀正しく、中学時代はテニス部に所属して全国大会に出場するなど、スポーツ好きで活発な生徒だったということです。
高校時代はスイスに留学したり、児童養護施設を訪問するボランティア活動などに熱心に参加したりしていたということです。
