宇宙飛行士の月面探査 着陸候補地9か所に絞り込む NASA

東京, 10月29日, /AJMEDIA/

NASA=アメリカ航空宇宙局は、再来年を目標に進めている、宇宙飛行士による月面探査について、着陸の候補地を9か所に絞り込んだと発表しました。
候補地となる月の南極付近は、氷が存在する可能性が指摘されていて、確認されれば、将来、飲み水などに利用できるか探る計画です。

NASAは国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」で、再来年9月を目標に宇宙飛行士が月面に降り立つミッションを計画しています。

これについてNASAは28日、宇宙飛行士が着陸を目指す月面の候補地を9か所に絞り込んだと発表しました。

候補地は、探査を行った際、資源などに関する新しい発見が得られる見込みがあるかや、安全に着陸できるかなどを検討して決めたということです。

月の南極付近には水が氷の状態で存在している可能性が指摘されていて、確認されれば、将来、飲み水や燃料として利用できるか、宇宙飛行士が探る計画です。

アルテミス計画をめぐっては日本はことし4月、アメリカ側と月面探査に関する取り決めに署名し、NASAが日本人宇宙飛行士に2回にわたり月面に着陸する機会を提供することなどが盛り込まれました。

アルテミス計画では、再来年以降も継続して月面の探査が行われる予定で、将来的には火星の有人探査も見据えています。

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