子どもに伝統文化の魅力PR 京都市

東京, 7月25日, /AJMEDIA/

 京都で培われてきた伝統文化の魅力を伝えようと、子どもたちに生け花などを体験してもらうイベントが京都市内で開かれた。祇園祭の時期に合わせ、市中心部に唯一現存する蔵元「佐々木酒造」を舞台に、参加者は夏の暮らしに生きる伝統文化を肌で感じた。
 伝統文化の継承者らで組織する「KYOTO Sustainable Network」が企画した。生け花ワークショップでは、子どもたちがヒマワリなど3種類の花材を使った作品に挑戦。華道家元池坊次期家元の池坊専好さんが指導役となり、「(ヒマワリは)仲良く話し合っている雰囲気になるように向きを考えながら生けてほしい」などとアドバイスした。
 会場では、フルート奏者津田佐代子さんの演奏をはじめ、酒蔵見学や甘酒づくり体験なども行われた。同ネットワークのイベントは他に市内2カ所で実施。池坊さんは「伝統文化を伝えていくには、子どもたちに楽しさや良さを実感してもらうことが重要。いろいろなアプローチをしながら訴えていきたい」と語った。

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