婚活サービス大手に立ち入り 「IBJ」、取引妨害の疑い―公取委

東京, 3月24日, /AJMEDIA/

婚活サービス事業大手で東証プライム上場の「IBJ」(東京都新宿区)が他社の取引を妨害した疑いがあるとして、公正取引委員会が独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで同社に立ち入り検査したことが23日、関係者への取材で分かった。
IBJはホームページ上で、日本最大級の結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」を運営していると紹介。同連盟には「ツヴァイ」「サンマリエ」などの結婚相談所も加盟し、会員数は約8万人、月間お見合い件数は約5万件などと説明していた。
 関係者によると、IBJは2016年ごろから、加盟している各社に対し、他の連盟にも入っている結婚相談所には会員を紹介しないよう求め、取引を妨害した疑いが持たれている。
 独禁法は、競争関係にある事業者との取引について、契約の阻止など不当に妨害する行為を禁じている。
 IBJは取材に対し、「当社としては公取委の調査に対して、全面的に協力する姿勢だ」などとコメントした。

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