女性候補15.6% 2.9ポイント増も、依然低水準―道府県議選

東京, 4月1日, /AJMEDIA/

31日告示の41道府県議選では、時事通信の集計で489人の女性が立候補した。過去最多だった前回を100人上回り、候補者全体に占める割合は2.9ポイント増の15.6%となった。政府は統一地方選の候補者に占める女性割合について、2025年までに35%に引き上げる目標を掲げているが、依然として低い水準にとどまっている。
自民「過半数」なるか 維新、候補大幅増で攻勢―41道府県議選

 政党別の候補者数が1306人と最多だった自民は78人の女性を擁立したが、割合は6.0%と低さが際立つ。現職に男性が多いことが一因とみられ、福井、山梨、鳥取、福岡、熊本、大分、宮崎の7県では女性を擁立できなかった。
 91人と最多の女性候補者を擁立したのは共産で、割合は48.4%。立憲民主は26.0%、国民民主は21.7%、日本維新の会は18.1%、公明は16.5%だった。
 道府県別に見ると、女性の割合が最多だったのは25.9%の京都で、長野(22.9%)、神奈川(22.8%)と続く。少なかったのは山梨(6.3%)、佐賀(6.4%)、和歌山(8.2%)の順。

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