大谷亮平「心に残る作品に」 再演のミュージカル「ボディガード」に意欲

東京, 1月22日, /AJMEDIA/

 「まだコロナの問題は終わっていないが、お客様の期待が僕たちに届くからこそ、より気持ちを込めて演じたい」。21日開幕のミュージカル「ボディガード」で、俳優の大谷亮平がボディーガードのフランク・ファーマー役で主演する。
 1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの主演で大ヒットした同名映画の舞台版。2020年春の日本キャスト版の初演は、コロナ禍の影響により、予定していた33公演のうち、幕が開いたのは大阪での5公演のみだった。
 その悔しさがあるからこそ、大谷は「自分の役を通して(観客に)楽しんでもらって、心に残る作品にしたい」と力を込めた。
 ヒロイン役のスーパースター、レイチェル・マロンは柚希礼音と新妻聖子、May J.のトリプルキャスト。元宝塚歌劇団トップスターの柚希については、「(初演時に)レイチェルという役にぶつかりながら、苦労し、頑張っている姿が女性らしかった。堂々とした男役のイメージがあった分、すごくキュートでかわいらしい」との印象を持ったという。
 新妻には「小柄で女性らしい歌い方っていうイメージがあった」そうだが、「ガッツがある。前半の(フランクとレイチェルが)お互いに認め合わないシーンで、こっちがイラっとするぐらい向かってくる感じに、レイチェル以上に強気な新妻さんが現れている」と、共演した2年前を振り返った。
 そんな二人に、May J.が新たに加わる。「お芝居、歌、ダンスで、どんな魅力を見せてくれるのかな。未知の世界に出会える楽しさ、喜びがあります」。
 大阪・梅田芸術劇場で31日まで、東京国際フォーラムで2月8~19日に上演。

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