売春あっせん容疑で23人逮捕 一度の摘発人数、過去最多―警視庁

東京, 6月17日 /AJMEDIA/

 デリバリーヘルス店の女性従業員に売春をさせたとして、警視庁保安課は17日までに、売春防止法違反(周旋)容疑で、会社役員東岡政喜容疑者(51)=福岡市博多区博多駅南=ら男23人を逮捕した。東岡容疑者ら11人は容疑を認め、他の12人は否認しているという。売春のあっせんを巡り、同庁が一度に摘発した人数としては過去最多という。

 同課によると、東岡容疑者らのグループは、東京都内の五反田や新橋などで派遣型のデリヘル店を4店経営。少なくとも年約12億円以上を売り上げていたとみられる。

 グループは店名を変えるなどして経営を続けていた。逮捕された23人は東岡容疑者ら2人が統括責任者、3人が店長、18人が従業員だった。

 東岡容疑者の逮捕容疑は4~5月、品川区のホテルで40~50代の男性客3人に対し、いずれも20代の女性従業員を派遣した疑い。

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