埼玉 越谷 工事現場から水道メーター盗んだか 42歳容疑者逮捕

東京, 01月30 /AJMEDIA/

先月、埼玉県越谷市で住宅の新築工事の現場から水道メーター2個を盗んだとして42歳の容疑者が逮捕されました。埼玉県内では去年11月以降、水道メーターが盗まれる被害が相次いでいて、警察は関連についても調べることにしています。

逮捕されたのは、上尾市浅間台の自称、会社員、田口志昂容疑者(42)です。

警察によりますと、先月26日、越谷市南荻島で住宅の新築工事の現場から水道メーター2個、およそ6700円相当を盗んだ疑いが持たれています。

調べに対し、容疑を認めたうえで「お金が必要だったから」と供述しているということです。

警察によりますと、埼玉県内では去年11月以降、住宅の新築工事の現場から水道メーターが盗まれる被害が相次いでいます。

警察は、容疑者の関係先から今回の被害とは別の水道メーター10個や工具などを押収していて、関連についても調べることにしています。

水道メーターが盗まれる被害急増 警察は注意呼びかけ
埼玉県警察本部によりますと、集合住宅や戸建て住宅の新築工事の現場で水道メーターが盗まれる被害は、越谷市や朝霞市、川口市などで去年1年間でおよそ70件起きています。

去年10月までは月に1件から5件でしたが、11月は14件、12月は30件と急増し、去年1年間で盗まれたメーターの数は合わせて320個にのぼっています。

ことしに入ってからも14件発生し、およそ100個のメーターが盗まれたということです。

水道メーターには銅を含む合金が使われていて、警察は銅の価格高騰が被害が相次いでいる背景の1つにあると見ています。

警察によりますと被害にあったのは、警備が手薄な現場が多く、水道メーターは検針のため施錠されておらず狙われやすいということです。

一方で、今回被害に遭った越谷市の現場近くにある防犯カメラが設置された別の新築工事の現場では被害はなかったということで、警察は「防犯カメラやセンサーライトを設置して、対策をしてほしい」と注意を呼びかけています。

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