東京, 6月11日, /AJMEDIA/
男子100メートルで坂井が2位と躍進した。サニブラウンには70メートル付近で抜かれたものの、序盤から先行する狙い通りのレースで自己新記録の10秒10。国際大会で実績のあるライバルを抑え、「大きな大会で結果を残していなかったので、2位が取れてよかった」と満面の笑みだった。
得意のスタートはこの日も抜群の切れ味。筋力トレーニングを重ねてレース後半の強化にも取り組んできた成果が表れた。世界選手権の参加標準記録(10秒05)にも迫り、「追い風があれば狙えるのではないか」と自信を深めた。