国連安保理、ガザ新停戦案の履行要求 米起草の決議採択、14カ国賛成

東京, 6月11日 /AJMEDIA/

国連安全保障理事会は10日、パレスチナ自治区ガザで続く戦闘を巡り、バイデン米大統領が公表した新たな停戦案を歓迎し、速やかな履行をイスラエルとイスラム組織ハマス双方に求める決議を採択した。全15理事国のうち日米など14カ国が賛成し、ロシアは棄権した。

 決議案は米国が起草した。ブリンケン米国務長官が中東を歴訪中で、安保理決議の「後押し」を得て、エジプト、カタールと共に仲介する停戦交渉の行き詰まり打開を目指す考えだ。

 決議は、イスラエルは既に新停戦案を「承認している」として、「ハマスも同様に承認するよう要求する」と明記。その上で双方に「(停戦案の)無条件で遅滞ない完全な履行」を訴えた。

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