国交相、公明・斉藤氏起用へ 事務副長官に栗生元警察庁長官

東京, 10月03日, /AJMEDIA/

自民党の岸田文雄総裁は4日発足の岸田内閣で、公明党の赤羽一嘉国土交通相(63)を交代させ、後任に同党の斉藤鉄夫副代表(69)を起用する意向を固めた。同党幹部が3日、明らかにした。

 事務担当の官房副長官を歴代最長の約9年務めた杉田和博氏(80)の後任に、栗生俊一元警察庁長官(62)を充てる人事も固まった。岸田氏は同日中に閣僚人事の全容を固め、4日の首相指名選挙を経て新内閣を発足させたい考えだ。

 斉藤氏は衆院比例代表中国ブロック選出の当選9回。福田、麻生両内閣で環境相を務めたほか、党幹事長、政調会長などを歴任した。公明党議員の再入閣は異例。斉藤氏は次期衆院選で広島3区からの出馬を予定しており、同党としては選挙対策に絡む思惑もあるとみられる。

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