東京, 10月22日, /AJMEDIA/
大阪府の吉村洋文知事は21日、大阪府庁で定例会見を行い、府内の飲食店に要請していた営業時短要請を25日に解除することを発表した。
府では新型コロナウイルスの感染状況を信号機の色で表す「大阪モデル」を適用しているが、病床の全体使用率、重症病床の使用率がともに7日連続で20%を切ったことから「感染者数が増えない限りは今後も減少する見込みの数字」と判断。この日の本部会議で25日に、現在の「黄」から昨年7月以来となる警戒解除の「緑」に変更することを決めた。週明けにした理由については「準備も当然、必要になると思う。24日までは今の時短要請のご協力をお願いしたい」と説明した。
営業時間の短縮のほか、酒類の提供の自粛要請も解除する。府が認可している「ゴールドステッカー」の有無は問わないという。
吉村知事は併せて(1)1テーブル4人以下(2)2時間程度以内(3)ゴールドステッカーの認証店舗の利用(4)マスク会食の徹底、の飲食店での「4ルール」の徹底を呼びかけた。「安全に飲食を楽しんでいただきたい。例えば6人で飲食に行く場合は、3人・3人、4人・2人にするとか。大きなテーブルでドンチャン騒ぎにならないように」と話した。