各地で土砂崩れ相次ぐ 福岡・佐賀・大分

東京, 7月11日, /AJMEDIA/

九州北部で降った大雨の影響で、10日未明から、各地で土砂崩れなどの被害が多発した。これまでに福岡、佐賀、大分3県で、5人の死亡が確認されたほか、3人が安否不明となっている。
〔写真特集〕2023年 大雨被害

 10日午前3時半ごろ、福岡県添田町庄で土砂崩れが発生。消防によると、70代の夫婦が住む住宅1棟が巻き込まれ、妻の死亡が確認された。夫は軽傷だった。
 同県久留米市田主丸町では同日午前9時半ごろに土石流が発生し、住民が巻き込まれた。同市によると、現場から10人が救助され、1人が死亡、5人が負傷したという。
 県警によると同日午後、広川町広川の用水路で水没した軽トラックから高齢男性が見つかり、搬送先の病院で死亡を確認。久留米市荒木町でも川に流されたとみられる40~50代男性の遺体が見つかった。
 佐賀県唐津市浜玉町平原でも土砂崩れが発生し、住宅2棟に土砂が流入。住人とみられる70代女性が巻き込まれ、心肺停止状態で見つかったが死亡が確認された。他に50代と70代の住人男性2人とも連絡が取れておらず、消防などは11日朝から捜索を再開する。
 大分県中津市では50代女性が川に流された可能性があり、親族が連絡を取ろうとしているが、つながらないという。

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