原発避難、東電に15億円余賠償命令 国の責任は否定、南相馬訴訟―福島地裁

東京, 3月15日, /AJMEDIA/

東京電力福島第1原発事故で避難生活を強いられたとして、福島県南相馬市小高地区の住民587人が国と東電に総額約129億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、福島地裁であり、小川理佳裁判長は東電に計約15億2900万円の賠償を命じた。国の責任は否定した。
小川裁判長は、2002年に政府機関が巨大地震の可能性を示した「長期評価」について、国が直ちに津波対策の実施を求め、規制権限を行使すべき知見と認めるのは困難だったと判断した。

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