原発活用「安全性が大前提」 岸田首相、処理水放出へ理解求める

東京, 3月12日, /AJMEDIA/

岸田文雄首相は11日、原発の運転期間延長を盛り込んだ基本方針を2月に閣議決定したことに関し、「原発依存度を可能な限り低減しつつ、必要な規模を持続的に活用していく」と語った。その上で「安全性と地元の理解が最優先、大前提だ」と強調した。福島市で開かれた東日本大震災追悼復興祈念式の後、記者団に語った。
東京電力福島第1原発から出る処理水の海洋放出を「春から夏ごろ」に開始する政府方針に関しては、「関係者の理解なしには行わない」と表明。「漁業者ら地元の懸念に耳を傾け、政府を挙げて丁寧な説明と意見交換を重ねる」と述べた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts