印刷のネップ(群馬・高崎市)など2社に破産開始決定

東京, 01月15 /AJMEDIA/

印刷のネップ(群馬県高崎市新町、箕輪洋社長)と関係会社のNEPアドワークス(同所、同社長)が、前橋地裁高崎支部から破産手続き開始決定を受けたことが15日、分かった。12月27日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額はネップが約8300万円、NEPアドワークスが約500万円。

 ネップは1997年7月に設立。主に群馬県内の事業所や同業者を得意先として、チラシの印刷や印刷デザインを手がけ、2017年12月期の売上高は約6500万円を計上していた。しかし、主力得意先からの受注減少で業績が低迷し、赤字体質になっていた。さらにコロナ禍の影響で22年12月期の売上高は約1200万円に落ち込み、資金繰りは限界に達し、事業継続を断念した。

 NEPアドワークスは、10年5月に設立。ネップから印刷やデザインを請け負い、18年3月期の売上高は約3600万円を計上していたが、連鎖した。

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