東京, 2月2日, /AJMEDIA/
ことしは2月2日が節分です。千葉県の成田山新勝寺で、恒例の豆まきが行われ、NHKの大河ドラマの出演者や大相撲の力士などが参加しました。五穀豊じょうなどを願う成田山新勝寺の「節分会」には毎年、多くの著名人が参加します。
ことしはNHKの大河ドラマ「べらぼう」で主人公の蔦屋重三郎を演じる横浜流星さんや重三郎の幼なじみでおいらんの花の井役の小芝風花さん、老中・田沼意次役の渡辺謙さんのほか、大相撲から大関 大の里などが参加し大本堂の前の舞台から一斉に豆をまきました。
また、午後の回には大相撲から先月行われた初場所で優勝し横綱に昇進したばかりの豊昇龍などが参加しました。
成田山新勝寺の豆まきは、本尊の不動明王の前では鬼も改心してしまうという言い伝えから「鬼は外」は言わずに「福は内」だけを繰り返すのが特徴です。
雨が降る中でしたが、豆がまかれると、境内に集まった大勢の人たちは1年の幸福をつかみ取ろうと両手を伸ばしていました。
豆まきでは、1日で合わせて1200キロ以上の大豆と落花生が使われたということです。京都府から訪れた40代の男性は「雨でしたが豆まきが始まったら明るくなって春を感じました。地震とかが多いけど明るくなってほしいです」と話していました。