東京, 6月23日, /AJMEDIA/
リスク性の高い金融商品「仕組み債」を十分に説明せず、高齢者や投資初心者ら顧客に販売したとして、金融庁が23日にも千葉銀行と傘下のちばぎん証券、武蔵野銀行(さいたま市)に業務改善命令を出す方針を固めたことが22日、分かった。顧客の投資経験を十分に把握せず、手数料の獲得を優先しており、悪質性が高いと判断した。
販売勧誘「適切運営を」 千葉銀などへの処分勧告―全銀協会長
仕組み債はデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ複雑な債券。高い利回りが狙える半面、相場の変動により元本割れなどリスクも大きくなりやすい。