北朝鮮対抗で地対地ミサイル 短距離弾は発射失敗、謝罪―米韓

東京, 10月5日, /AJMEDIA/

米韓両軍は5日未明(日本時間同)、北朝鮮が4日に日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに対抗し、地対地ミサイル「ATACMS」4発を日本海に発射した。韓国軍が発表した。北朝鮮の弾道ミサイル発射地点などを精密打撃する能力を誇示し、さらなる挑発を抑止する狙いがある。
 保守系紙・朝鮮日報によると、韓国軍はまた、北東部・江陵市で短距離弾道ミサイル「玄武2」1発も発射した。ただ、ミサイルは直後に基地内に落下し、発射は失敗。弾頭は爆発せず、人命被害も確認されていない。軍は基地周辺住民に謝罪した。
 ATACMSは、韓国軍が2発、在韓米軍が2発を日本海上の訓練用の標的に発射した。韓国軍は「北朝鮮のいかなる挑発も無力化できる能力を備えている」と強調した。
 米韓空軍はこれに先立ち、4日に共同飛行と精密爆撃の訓練を実施。韓国の尹錫悦大統領は同日、北朝鮮を非難し、「挑発は韓米日などの安全保障協力をさらに強化させるだけだ」と述べていた。

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