東京, 7月01日, /AJMEDIA/
【ソウル時事】北朝鮮外務省のキム・ソンイル局長は1日、南北経済協力事業を手掛けた韓国・現代グループの玄貞恩会長の訪朝計画を拒否すると発表した。朝鮮中央通信が談話を伝えた。
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現代グループは北朝鮮の金剛山地区の観光事業を担った。韓国メディアによると、玄氏は事業に尽力した夫の鄭夢憲元会長の死去20年に合わせて8月4日の訪朝を計画し、韓国の統一省に申請書を提出した。申請書はまだ受理されていない。
キム局長は「訪問の意向について通知を受けておらず、検討する意向もない」と表明。その上で「南朝鮮(韓国)のいかなる人物の入国も許可できないというのが共和国(北朝鮮)の方針だ」と強調した。