北朝鮮、弾道ミサイル一斉発射か 短距離10発超探知、EEZ外落下

東京, 5月30日 /AJMEDIA/

 韓国軍によると、北朝鮮は30日午前6時14分(日本時間同)ごろ、平壌の順安空港一帯から短距離弾道ミサイルと推定されるものを日本海に発射した。10発超探知されたという。

 北朝鮮が10発超の弾道ミサイルを一斉に撃ったとすれば異例。米韓両軍の防衛態勢の突破能力を試す狙いがあるもようだ。

 日本の防衛省は、北朝鮮が弾道ミサイル複数発を発射したと発表した。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。うち少なくとも1発は最高高度100キロ程度で、約350キロを飛行した。

 岸田文雄首相は記者団に「国連安保理決議に違反するもので強く非難する」と表明。「日米や日米韓の連携を緊密に行っていきたい」と強調した。北朝鮮に抗議したことも明らかにした。

 航空機や船舶などへの被害情報はない。首相は発射を受け、情報収集・分析と国民への情報提供などを指示した。

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