東京, 7月13日, /AJMEDIA/
北朝鮮が12日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、防衛省は同日、航空自衛隊の戦闘機が撮影したICBMとみられる映像を公開した。二つの物体が白煙を出しながら落下する様子が映り、2本の航跡が確認された。ミサイルが落下前に分裂した可能性があるという。
ICBM「火星18」発射と報道 北朝鮮
防衛省によると、映像はミサイル発射を受けて緊急発進した空自のF15戦闘機が、落下予測地点となった北海道・奥尻島西方約250キロ付近の日本海上空で撮影した。
また、防衛省は同日、日米の戦闘機による共同訓練を九州西方の空域で行ったと公表。空自のF2戦闘機4機と米空軍のF15戦闘機2機などが参加した。北朝鮮の発射をけん制する狙いとみられる。