東京, 01月21 /AJMEDIA/
【千歳】住宅建築のアーキビジョン21(千歳)が、トレーラーに載せて運べる木造住宅「ムービングハウス」を活用し、能登半島地震の被災地に220世帯分の仮設住宅を供給する。同社は災害時の対応の早さで知られており、石川県が協力を要請した。まずは26日までに多数の住宅被害が出ている珠洲市と輪島市に60世帯分を整備する計画。今回の地震後、初の仮設住宅として被災者が入居できるようになる見通しだ。
ムービングハウスは幅2・4メートル、長さ12メートル、高さ2・89メートルの大きさのユニットを組み合わせて作る住宅。台所や洗面所など必要な内装を施し、道内外の展示場に置くなどしている。同社は災害時にトレーラーで各地に送り込める体制を構築。宿舎やホテル向けに販売済みでも、仮設住宅に転用できる契約もあるという。