処理水設備の検査始まる 福島第1原発、30日まで―規制委

東京, 6月29日, /AJMEDIA/

原子力規制委員会は28日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)の放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出設備について、最終の使用前検査を始めた。現場での検査は30日までの予定で、合格すれば放出に向けた設備面の準備が全て整うことになる。
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 使用前検査では、処理水を海水で希釈する設備や異常時に放出を止める「緊急遮断弁」が、正常に作動するかなどを確認する。問題がなければ、1週間程度の手続きを経て終了証が交付される。
 東電によると、設備の工事は26日までに完了。検査に先立ち12日から実施していた試運転では、大きなトラブルや問題は確認されなかったという。

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