処理水放出、工事ほぼ完了 福島第1原発、設備を公開―東電

東京, 6月27日, /AJMEDIA/

東京電力は26日、福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)で保管している放射性物質トリチウムを含む処理水を海洋に放出する設備を報道陣に公開した。設備設置に関する一連の工事は同日にほぼ完了。動作確認のため真水と海水を使って行っていた試運転は27日に終了する見通しで、原子力規制庁は28日から設備の使用前検査を行う方針を示している。
使用前検査「28日から」 規制委員長が処理水設備視察―福島第1原発

 政府は「今年夏ごろ」の放出開始を目指し、今月末をめどに公表される国際原子力機関(IAEA)の最終報告書を踏まえ、放出のタイミングを最終判断する方針。一方、漁業関係者らの反発は依然根強く、どのように理解を広げるかが焦点となっている。

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