円相場 1円以上値上がり 日銀植田総裁の国会発言受け

東京, 12月09日, /AJMEDIA/

8日の東京外国為替市場、日銀の植田総裁が7日、国会で発言した内容を受けて、金融政策の転換が近づいているのではないかとの見方が強まり、円相場はドルに対して1円以上、値上がりしました。

午後5時時点の円相場は、7日と比べて1円59銭円高ドル安の1ドル=144円8銭から10銭でした。

また、ユーロに対しては、7日と比べて1円73銭円高ユーロ安の1ユーロ=155円31銭から35銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0779から81ドルでした。

市場関係者は「日銀の植田総裁がきのう国会で『年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている』と発言したあと進んだ円高ドル安の流れはきょうも続き、東京市場では、午前中、一時、1ドル=142円台をつけた。市場では、日本時間の今夜に発表されるアメリカの雇用統計が注目されていて、午後に入ると、いくぶんドルを買い戻す動きもあった」と話しています。

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