元海自1佐を不起訴 「特定秘密」漏えい問題―横浜地検

東京, 3月15日, /AJMEDIA/

特定秘密保護法で定められた「特定秘密」を元上司の海上自衛隊OBに漏らしたとして、同法違反などの疑いで書類送検された海自の元1等海佐(55)について、横浜地検は14日、不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。
防衛省によると、元1佐は機密情報などを扱う「情報業務群司令」だった2020年3月、かつての上司で既に退職した元自衛艦隊司令官の男性に、安全保障情勢に関するブリーフィングを実施。その際、伝えた内容に特定秘密に指定された「周辺情勢に関する情報」が含まれていた。米国などから提供された情報も入っていたとみられている。伝達は口頭説明のみで、資料や映像の提供はなかった。2次漏えいは確認されていない。

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